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東筑病院 院内感染で死亡!悪夢の耐性菌CREが世界規模で拡大!症状や対策まとめ

北九州市八幡西区の東筑病院で、院内感染により入院患者4人からCRE=カルバペネム耐性腸内細菌科細菌が検出され80代の男性2人と90代の女性1人のあわせて3人が死亡しました。大変に遺憾なニュースではありますが、CREとはほぼ抗生物質が効かないとされる耐性菌で治療も困難。さらに、インドなど世界規模で拡大しているとか。アウトブレイクがやパンデミックの可能性もあり得るのか!?感染するとどうなるのか症状や感染しないための対策についてまとめました。


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東筑病院(北九州市八幡西区)で起きた悲劇!安全であるはずの病院・・・



改めて事実を確認すると、
院内感染が起きたのは▼東筑病院(北九州市八幡西区)



▼昨年の10月以降、入院患者4人からCRE=カルバペネム耐性腸内細菌科細菌が検出され80代の男性2人と90代の女性1人のあわせて3人が肺炎のため死亡。

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(出典 ヤフーニュース

▼CRE=カルバペネム耐性腸内細菌科細菌は、ほぼ抗生物質が効かないとされ、感染症を起こすと治療が非常に困難になる。

スクリーンショット 2017-08-11 13.59.22.png
(出典 ヤフーニュース

▼東筑病院(北九州市八幡西区)では、院内感染防止のため感染者を個室に移し、入院患者全員の検査を進めている。▼病院は「因果関係は不明だが、感染が影響を与えた可能性がある」と公表している。

(参考 朝日新聞デジタル

病院によっても差があるだろうけれど、入院したことがある病院では、みんな結構院内感染には気を使っている。それでも起こるんだよね。


最近、安全なはずの病院や福祉施設が、逆に危険な場所に変わりつつあるね


安全であるはずの病院でまさか、どうして、それでも起きてしまう、危険な場所なのかもといった声が聞かれています。今日は、世界規模で拡大しているCRE細菌について、パンデミックの可能性もあり得るのか?感染するとどうなるのか?症状や感染しないための対策についてまとめました。

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【CRE細菌感染の症状について】世界規模で拡大中!感染すると死亡例も!?




■CRE細菌とは?
CRE(Carbapenem-resistant enterobacteriaceae)細菌は、日本では「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌」と呼ばれています。”カルバペネム”とは、抗菌薬の名前です。CRE細菌は、イミペネムやメロペネムなどのカルバペネム系抗菌薬に対し耐性を獲得した細菌であるだけではなく、他の系統の、例えばフルオロキノロン系やアミノグリコシド系の薬剤にも多剤耐性を獲得していることが多く治療が困難とされているのです。それで別名「悪夢の耐性菌」と呼ばれ強力な細菌としてここ最近注目を集めています。アメリカのマスコミでは大きな話題として取り上げられ、日本国内でもすでに患者は867名にのぼっています。

■腸内細菌科細菌とは?
また、「腸内細菌科細菌」とは、通常、腸内に生息している「腸内細菌」とは異なり、赤痢菌、サルモネラ、ペスト菌などにも代表されるように通常ヒトが保菌していない菌であり、これらの菌はいったん腸管内に入ると増殖して病原性を示すものです。

■CRE細菌に感染するとどうなるのか?
CRE細菌は、肺炎桿菌(はいえんかんきん)や大腸菌が多く、その他その仲間の細菌です。そのため、肺炎や尿路感染症などの原因となる場合が多い他、腹膜炎、膿瘍(のうよう)などの原因になることもあるそうです、さらに、血液中に侵入し菌血症(細菌が血液中に存在すること)や敗血症(感染を原因として全身性に炎症が起きている状態)などを引き起すと、重篤化することが多くアメリカではその半数約50%が死亡したと言う報告もあるほど。


■CRE細菌は世界規模で拡大したために耐性菌が増殖したことが一番の問題
CRE細菌は、広がり方や増殖の仕方が国や地域によって異なっています。例えば、インドでは抗菌薬を薬局で自由に購入できるような国です。そうすると、明らかに大量の抗菌薬が不適切に使用され耐性菌が広がりやすく、さらには家畜などに用いる抗菌薬も耐性菌を生み出した結果、NDM-1産生菌(NDM -1 産生菌は2009年に最初に報告され、インド、パキスタンでまず流行が起こった)が増殖しました。一方日本では、抗菌薬は処方箋なしでは使用することはできません。しかし、日本では、最初の抗菌薬であるイミペネムが1987年に発売され、さらにパニペネム(1993年)、メロペネム(1995年)、ビアペネム(2002年)、ドリペネム(2005年)と次々に発売された経緯があります。そのため、国内でメタロ-β-ラクタマーゼ産生菌(世界で初めてIMP型のメタロ-β-ラクタマーゼ産生菌が分離されたのは日本であり、1991年に分離された緑膿菌から検出した例が報告されている)が増加したのではないかと見られています。


■CRE細菌でパンデミックは起こるのか?
抗菌薬が新たな耐性菌を生み出すという負のスパイラルに陥っているのですね。このように多くの抗菌薬(抗生物質)に耐性を獲得した菌を「多剤耐性菌」と呼ばれます。数で言うと、アメリカでは耐性菌は菌種全般においてこの10年で4倍に増殖しています。よって、アメリカでは警告文書を出すほど。すでに、パンデミックとは行かないまでも、各地でアウトブレイクが報告され、その感染状態は深刻なものまた、インドやトルコ、ギリシャさらにその近隣のアジアや中東諸国などでも、感染は拡大していて警戒中。また、イスラエルや中国の上海、香港、その近くの浙江省や江蘇省などでも菌が増殖しているといいます。よって、世界規模で感染が拡大し、パンデミックになる可能性は十分に秘めているでしょう。

とまあ、大げさに書いてしまいましたが、「多剤耐性菌」は菌を体内に保持=保菌しているからといって身体に悪さをするわけではありません。しかし、できれば感染は未然に防ぎたいものです。感染対策としてどのようなものがあげられるのでしょうか。

【CRE細菌の感染対策について】基本的には一般の耐性菌と一緒です!



まず、今回はCRE細菌が院内で感染したとのことですが、そもそも医療行為を行う上で、感染症のリスクが高まることは避けられないことです。患者さん自身が菌を保菌した状態で入院してこられる場合もあり、接触感染をゼロにすることが限りなく難しい。とはいえ、医療機関としては常に感染防止策の徹底を心がける必要はあります。

■接触感染予防策とは?
医療関連感染での重要でもっとも頻度の高い感染経路に注意を払いましょう。というもので、感染者から微生物が直接伝播する「直接接触感染」の他、適切に手指衛生を行わなかった手•患者ごとに交換されなかった手袋•血液や体液に汚染した医療器具や器材 など「間接接触感染」のないように務めるものです。患者の隔離はもちろん、医療関連機関では、手袋やガウンの着用、手指の衛生管理の徹底、医療機材は感染患者専用にするのがベストで複数の患者に使用する際は洗浄や消毒が必須などがしかるべき対応。

■個人が心がけることは?
また、個人でできることとしては、CRE細菌は先ほども申したように、肺炎桿菌や大腸菌等の腸内に棲息しやすい菌種であるため腸内環境をととのえることも手です。人の体の全免疫システム全体の70%が腸に集中していると言われていますので体の免疫機能を正常に保つために、腸内環境を整えましょう。腸内には、悪玉菌、善玉菌、日和見菌がいて、健康な腸内菌のバランスは、善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%とされています。軽症の感染症であれば私達は体の抵抗力(免疫)によって菌を押さえ込む力を持っているのです。


慌てるよりも先に、できることがありそうです。


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